こんにちは、自分に満点を出すホロスコープ鑑定がモットーの内田いおです!
今回は、最近占星術人口が増えているのを感じておりますので、改めて「ハウスシステム」について解説していこうと思います。
ハウスシステムとは、ハウスの分割方法=どのようにハウスを区切るかを決めるものです。
自分のホロスコープを出す際に、サイトに生年月日等を入力しつつ…
このハウスシステムをどれにするかで結果が変わってくるんです。
どういうこと!?では以下で説明いたします。
占星術で使用されるハウスシステムは様々で、複数のシステムを使いこなす方もいらっしゃれば、占う内容によって変える方もいます。
実はこれまでの占星術の歴史の中では250以上にも及ぶ分割方法があったのだとか。(多すぎやろ)
今は50種類くらいに落ち着いているのだとか。(それでも多)
どのハウスシステムが「最高」か、まだわからないんですよ。
1974年に「ハウス方式」に関する国際的なセミナーがあってそこでどのハウスシステムが優れているか議論したそうなのですが、まだまだはっきりとは決まっていないようですね。
プラシーダス
17世紀のプラシドス・ドゥ・ティトーによって考案された方式。
もう占星学界で一世を風靡したくらいのやつ(石川源晃先生著)
日本には早くから紹介されたハウスシステムで、日本では現在でも最も多く採用されている方法のひとつです。
アセンダント(ASC)とMCの位置から時間的に三等分しハウスのカスプ位置を求める方法です。
かの有名なアラン・レオも使用したハウス分割です。
北欧地域など高緯度地域で使用するとかなり偏ったハウスになる欠点がありますが、日本で使う分には問題ないですね。
たぶん日本の占星術師さんはプラシーダス派が大多数です。
コッホ
20世紀に入ってウォルター・コッホが考案したハウスシステム。
「緯度」を重要視している分割法。
前述のプラシーダスでの欠点を補えるもので、日本でも使用する人が増えているといわれているハウス分割の一つです。
イコールハウス
簡単&シンプルな分割方法で、アセンダント(ASC)から黄道上を空間的に30度ずつ12等分区切る方法。
実はイギリスではイコールハウス信者が根強く残っているのだとか。
レジオモンタナス
15世紀に数学者・天文学者であるレジオモンタナスが考案した方式といわれます。
キャンパナスと似てる。
地平線を基準にして12分割にしたもの。
キャンパナス
13世紀にキャンパナスが考案した方式といわれます。
レジオモンタナスとほぼ一緒で、天球を地平面を基準として単純に空間を12等分したもの。そしてカスプがハウスの境界線上ではなく中央にくるようにハウス分割します。
あのサビアンシンボルで有名なルディアがこのハウスシステムを使用していました。
ソーラーサイン
出生時の太陽があるサインを第一ハウスとする方法です。
雑誌やネットの12星座星占いをする場合に使える!
出生時間がわからない人で、どうしても出生図を読みたい人向け。
おすすめホロスコープ算出サイト
http://www.horoscope-tarot.net/
【ハウスシステム:プラシーダス】
★見やすい!・シンプル
http://www.senli-fortune.com/orc2/horo3/horoNPT.html
【ハウスシステム:コッホ、イコール、ポーフィリー】
★ドラゴンヘッド&テイル、VtとAvt、POFというポイントも算出できる。
ただ、POF計算を朝・夜計算別にする方は避けよう。選べません。
http://www.m-ac.com/pages/doubleset_j.php
【ハウスシステム:イコール、プラシーダス】