こんにちは、自分に満点を出すホロスコープ鑑定がモットーの内田いおです!
今回は、牡羊座1度、2度という「度数の意味」について書きます。
すごく大事で重要な意味を持つので、私は鑑定の際には必ずチェックします。
1サインごとに30度に分割され、それぞれ意味をもたせているのが「サビアンシンボル」ですが、
サインではなく、その「度数」に着目してみると、かなり面白く、サビアンシンボルへの理解も深まります。
数字の意味を吟味しながら、サビアンシンボルのイメージを考える時には、それまで判明しなかったような要素というものが、だんだんと明らかになってきます。
そしてバラバラな不規則なものが並んでいるように見えたサビアンシンボルも、実はある種の秩序にしたがった形で、配列されているとうことを認識するようになるでしょう。
これは松村潔先生著「ディグリー占星術」からの引用です。(超おすすめ!理解がグッと深まります)
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今回は、とりあえず1度から10度の意味を示していきますね。残りは次回!
1度
スタート
強烈にそのサインの特徴が押し出される1度。
本当に純粋な、不純物のない〇〇座といった感じ。
純粋なゆえに、考えもなしに実行していく。
純度は高いが、冷静さには欠け、とても強烈で衝動的なのでコントロールが難しい‥‥。
2度
手ごたえ
1度がピュアすぎてフワンフワンしているなら、2度は「落ち着かなきゃ!」と反対の性質を示すようになります。
押して、周りの反応を見る度数。反応が起こって初めて「自覚」「目覚め」が起こるような。
その反応を手ごたえに世界と向き合う。
とにかく行動してみなきゃわからない!動いてみて初めて「自分」がわかるような度数。
割と過激なサビアンシンボルが多いのが2度ですね。
3度
生産性
1、2、3でようやく「自覚」する。
1度でとにかく「ワー!」となり、2度で周りの反応をうかがい、ここ3度では行動・運動していきます。
「生産し続ける」「動き続ける」という意味も。
動きが活発化してくる度数なので、イキイキとしている人が多い。
休みなく動き、立ち止まらない。
動く前に考えるのではなく、動きながら考えると良いのが、この度数。
4度
普遍化
1度から3度で、勢いのある状態が続きました。
4度では、落ち着きを取り戻し、着地して状態を安定させていきます。
ホッと安心する度数。
4度はサインでいえば蟹座であり、この4度は自分の考えを仲間を集めて共有し、普遍化していくようなイメージがあります。
仲間がいれば、自信が持てる!同質性が広がりを生み出す、そんな感じ。
柔軟性には欠けますが、がっちり共有して安心して落ち着くという度数です。
5度
冒険と刺激
4度にて安心感を手に入れたから「私、なんでもできそう!」と無謀とも思えるチャレンジをしていくのが5度。
普通じゃ嫌だ!退屈で刺激のない状態なんて嫌!とかなりゴリゴリに行動していく。
できるかどうかはわからないけど、やりたいんじゃ~!とテンション高め。
5度は4度で貯めに貯めたエネルギーを思いっきり放出していく度数なのです。
6度
環境との結びつき
テンション高めに刺激を求めてきた5度から、周囲を見渡す余裕ができたのが6度。
5度は一人でどんどん動いていきますが、6度は環境・周りを見ながらです。
乙女座的な度数であり、今この環境で何ができるだろう?と自分が果たすべき役割を探していきます。
環境のサイズに「自分を合わせる」
求められていないと「存在意義」を感じにくい奉仕精神に溢れた6度。
7度
落差による意欲
落差が激しければ激しいほど、その間を通るエネルギーは強大なものになっている。
環境の良しあし、不遇な体験・幸せな体験‥‥極端な状況を目の当たりにすると
自分にショックが加わります。7度はそのショックを利用して行動していくのです。
落差は「目標」を与えてくれる。怒りや不満がパワーになる。
ひとつずつ問題をクリアしていき、落差を埋めていく。
8度
落差の超越
7度では「落差」を埋めるために四苦八苦し、行動してきました。
8度では、この対立を乗り越え、もう振り回されない力を手に入れようとします。
「力の蓄積」をモットーにしていて、体当たりで問題を解決するのではなく、
知識や財力で乗り切ろうとするのです。
ピンチを見越して、備蓄していくイメージ。頭が良く、集中力があります。
9度
サインなりの哲学
9度を見ることで、それぞれのサイン(星座)がどんな哲学を持って生きているのかがわかる!という
とても興味深い度数。
1度から9度までのサインの度数をいったんまとめようぜ!と統合的な意味を持ちます。
すべてまとめられているため「欠けたものがない」と言われます。
また「完璧なもの」を探求していく度数。
9度を持つ人に「あなたの考えは?」と聞くと喜んでたくさん話をしてくれます。
それくらいしっかりとした自分の考え・哲学・美学を持って生きている人。
10度
外とかかわる
9度でいったん統合され、まとめられたものを外に向かってアピールしていく度数。
硬い殻をやぶって、外界に自分を知ってもらうためにプレゼンテーションをする。
しかも身内じゃなく、自分のことを全然知らない人へ。
だからこそ、誰に見せても恥ずかしくないような「自分」になる!
おしゃれで洗練された人が多い度数。
あなたが作ったものを、自分だけの世界に閉じ込めておくのではなく、
「発表」していきましょう。
以上、1度から10度の意味でした。
次回は11度から20度をお届けします。
では、また~