こんにちは、自分に満点を出すホロスコープ鑑定がモットーの内田いおです!
今回は「やっぱり占星術の醍醐味は【未来予想】よね!」という人のための記事。
トランジット法
占星術において、もっともメジャーな「運勢の読み方」とされているのが
トランジット(Transit)でしょう。
(トランジットとは、天体は通過する…という意味からきています)
自分の出生ホロスコープ図に、運勢を調べたいと思う日時のホロスコープ図を重ねて、そこに生じるコンビネーションを解読していく方法です。
自分の出生ホロスコープ図は、一生変化することはありませんが、現在・未来の星空は刻々と変化していきますからね。そこで運勢を読み解くのです。
トランジット法を「当てる」には
しかし、私自身もずっと占星術の勉強をしていますが、
「トランジット…当たる?」と疑問を生じることもあるのです。
特に今、牡牛座の天王星が牡牛座の太陽にコンジャンクションしているので、牡牛座が大変よ!と叫ばれていますが、私としては特に変化があるわけではなく・・・・という感じでピンとこない人も多いと思うのです。
ただ、これには理由があるのです。
「当たらない」理由が。
西洋占星術における「未来予知」は、トランジット法+プログレス法でおこなうことが多いですが、プログレスは「内的に決められている運命的出来事」を示しています。そして、そこに刺激を起こし「出来事」として発生させる引き金となるのが、トランジットでの星回り。
ですから、プログレスにおいて「暗示」されていないと、どんなに現行の天体が派手にアスペクトしていても、個人のイベントとしては出てこないでしょう。
また、引き金となるトランジットの天体ですが、これも個人によって変わります。
第一に「自分のチャートルーラーの天体がアスペクトすること」
チャートルーラーとは、1ハウス(アセンダント)の支配星です。
- アセンダントが牡羊座=火星
- アセンダントが牡牛座=金星
- アセンダントが双子座=水星
- アセンダントが蟹座=月
- アセンダントが獅子座=太陽
- アセンダントが乙女座=水星
- アセンダントが天秤座=金星
- アセンダントが蠍座=冥王星/火星
- アセンダントが射手座=木星
- アセンダントが山羊座=土星
- アセンダントが水瓶座=天王星/土星
- アセンダントが魚座=海王星/木星
たとえば、アセンダントが牡羊座の人だったら、トランジットの火星の影響を強く受けるのです。
また、出生ホロスコープ図の中で、アスペクトを多く取っている天体も重要です。
自分の出生図において、冥王星に太陽や月、金星などがガツガツとアスペクトをとっていたら、現行の冥王星にも影響を強く受けるでしょう。(特にハードアスペクトであれば、実感しやすい)
このように
トランジットの天体図は、みんなに共通しているのですが、人によって全然「実感」が変わってくるのは
● その天体が、自分の出生図において強い影響を持っているか
(チャートルーラーか+アスペクトを多くとっているか)
において違うからなんですね。
自分で運勢を読むぞ!って人は、ぜひ参考にされてみてくださいね。
では、また!